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自分の状態を確認する
ダイエットを成功させるには、まず自分の現状を正確に把握することが何よりも重要です。
今の体重や体脂肪率を知らずに、漠然と「痩せたい」と思っても、具体的な行動や計画は立てられません。
そのため、単に体重計で数字を確認するだけでなく、体脂肪率・筋肉量・内臓脂肪レベルなどを測定できる体組成計の使用を強くおすすめします。最近では、日本メーカー製でも高精度かつ低価格のモデルが増え、スマホアプリやクラウドと連携できる製品も一般的になっています。
継続して測定する
体組成計を手に入れたら、毎日同じ条件で測定することが大切です。ここでいう「同じ条件」とは、同じ時刻ではなく、同じ状況を指します。
例えば私は「帰宅して風呂やシャワーを浴び、水分補給する前」に測定するようにしています。
体重や体水分量は時間帯や食事・運動の有無で変動するため、このように条件を揃えることで日々の変化を正確に比較できます。
実際、エステやサウナ後には500g程度の体重減がありますが、これは水分が抜けただけで、ペットボトル1本の水を飲めば元通りです。この例からも、計測条件を一定に保つ重要性がわかります。
継続して記録する
体組成計の多くは、測定結果を自動的にスマホやクラウドに保存できます。
ノートへの手書き記録も悪くはありませんが、長く続けるのは面倒になりがちです。
アプリやクラウド連携を利用すれば、ズボラな人でも簡単に記録が蓄積され、グラフでの変化確認も可能です。
ダイエットの基本は「毎日の変化を記録し、確認すること」。これが成功の近道です。
私が愛用する体組成計
私はiPhoneアプリ「Health Mate」と連携できる、Withings Body Cardioを愛用しています。
この体組成計はWi-Fi接続に対応し、測定データをクラウドに自動保存。Appleヘルスケアとも連携できるため、Apple Watchの歩数や消費カロリーなどのデータも一元管理可能です。
同社はスマートウォッチやワイヤレス血圧計も製品化しており、私は血圧計も併用しています。
おすすめの体組成計ブランド(2025年版)
- Withings(Wi-Fi対応・アプリ連携・デザイン性)
- タニタ(国産高精度・業務用ノウハウ)
- オムロン(血圧計連携・健康管理統合)
- エレコム(コスパ重視・Bluetooth連携)
体組成計選びのポイント
- Wi-FiまたはBluetoothでスマホアプリと自動同期できるか
- 測定項目(体脂肪率、筋肉量、基礎代謝、内臓脂肪レベルなど)が充実しているか
- 同じメーカーで買い替えが可能か(数値の一貫性確保)
- 複数ユーザー登録に対応しているか(家族利用)
計測データの扱いと注意点
メーカーや機種によって、体脂肪率やBMIの表示値には差があります。
そのため、会社の健康診断など他の機器で測った数値が自宅の体組成計と異なる場合があります。
大事なのは「同じ機器で継続して記録すること」です。途中で機種を変えると数値が揃わなくなるため、買い替え時は同じメーカーの機器を選ぶことをおすすめします。
2025年の最新アドバイス
- AI分析対応の体組成計では、過去データから筋肉量や脂肪量の変化傾向を予測してくれる機能も登場
- Google FitやAppleヘルスケア連携で、日常活動データと組み合わせた総合管理が可能
- スマホアプリの通知機能で測定忘れを防げる